雲取山へ日帰り登山! 東京都最高峰!

雲取山は、東京都・埼玉県・山梨県の境界にある標高2017mの山で、東京都の最高峰であり百名山でもあります。ブナやコメツガなどの原生林があり稜線からは富士山や南アルプスなど見ることができます。雲取山登山は行動時間が長いため山頂付近の山小屋に1泊して余裕のある山登りもできます。

雲取山のおすすめコース

  • 鴨沢ルート   針葉樹林帯が続き、ブナ板から眺望の尾根が続く初級者向きコース
  • 三峰神社ルート 眺望が良く変化にとんだ行程を楽しめる初級者向きコース
  • 三条の湯ルート 水無尾根のトラバースが続く距離が長い中級者向きコース

雲取山を歩いたルート

私の雲取山の登山情報!

  • 登る山     雲取山 (標高2017m)
  • コース     鴨沢ルート、ピストン(鴨沢駐車場から七ツ石山経由して雲取山へ)
  • コースタイム  登り 4時間34分  下り 2時間50分  休憩 22分
  • 距離      20.2km
  • 登山口     鴨沢登山口
  • 駐車場     丹波山村村営駐車場   無料駐車場  トイレあり  洗い場あり
  • トイレ     駐車場・七ツ石小屋・雲取山山頂避難小屋・雲取山荘

雲取山を歩く!

鴨沢駐車場から七ツ石小屋へ

この丹波山村村営駐車場に来るには橋を渡ってすぐ右折するのではなく、鴨沢バス停を通り過ぎてから右側に大きく回っていったほうが運転しやすいです。手前から入ると鋭角に曲がるため普通の車は切り返しできないかも!
駐車場は、砂利場で60台ぐらい止められる広さで、トイレと靴の洗い場があります。

気温22℃ぐらいでさわやかな気候で、Tシャツと薄くてストレッチ素材の長ズボンで出発です。

駐車場から鴨沢登山口までは5分ぐらいで着きます

針葉樹林帯の長い緩やかな道が続きます。景色もなくひたすら登っていきます。

石の御社にご挨拶をして進んでいきます。

雲取山山頂までは、まだまだです。

六分の一の距離のところに水場があります。

1時間ぐらいかかりました。

まずは七ツ石小屋を目指します。三条の湯に行く後山林道通行止めのお知らせが張られています。

鴨沢ルートには平将門の迷走ルート標識が10か所あり歴史を感じるコースです。

三分の一の距離まで登ってきました。ここまではなだらかな道で距離だけある感じでした。ここから少しきつくなる道で七ツ石小屋まで登っていきます。

初めて景色が広がるところに出ました。

七ツ石小屋とまき道の分岐です。小屋までは急登になり、まき道は歩きやすいなだらかな道で橋もありブナ板で合流します。

ようやく半分の道で2時間15分ぐらいかかって七ツ石小屋に到着です。トイレと水場があり休憩するベンチもあります。ゆっくり休んでから雲取山山頂を目指します。

小屋から見える景色です。

七ツ石小屋から七ツ石山山頂へ

七ツ石小屋から石尾根縦走路合流部までは、つづら折りの急登になります。

ようやく尾根に出ました。ここから雲取山山頂まで景色が期待できます。

尾根は歩きやすく気持ちの良い登山道です。

左奥に、七ツ石神社があります。

もう少しで七ツ石山山頂です。空がとても青く見えます。

2時間38分かかって七ツ石山山頂に到着です。

高いところが雲取山山頂で真ん中の高いところが小雲取山です。

開けた稜線からの景色が最高

ブナ板から雲取山山頂へ

七ツ石小屋からのまき道と合流します。

五十人平にあるヘリポート、右側に元奥多摩小屋の跡有

稜線からの景色です、山深いところですね。登りきるとヨモギノ頭です。

この急登を登りきると小雲取山山頂です。

ここからはなだらかな道になります。

雲取山避難小屋が見えてきました。写真ポイントです。

広い山頂部です。避難小屋の左奥に山頂があります。

雲取山山頂、4時間34分で登ってきました。山頂部は広く、眺望もいいところです。お腹も減ったのでアップルパイとチョコレートを食べて景色を楽しみました。ここから三峰神社コースへ20分下ったところに雲取山荘があり、食事・トイレ・水場・ベンチとそろっていてゆっくり休憩が取れます。もちろん宿泊することもできます。帰りは小雲取山手前までまき道で楽に戻れまう。

雲取山から下山

標高2000メートルあると雰囲気が変わりますね。

ブナ板からまき道で下山です。

橋の先の岩から水か流れ落ちています。

本日の服装です。稜線に出ると心地よい風が吹いたりして汗も余り出ませんでした。

ルート下部は滑落事故が発生しているみたいです。距離も長く体力が持たなくて道幅が狭いところで滑落することが多いようです。時間配分に慎重になり無理せず山小屋に泊まるなどの対策をしましょう。(必ず登山届は出しましょう)

雲取山のまとめ

20kmの距離で8時間弱の山旅でやっぱり疲れました。全体的に歩きやすい登山道で稜線からの奥深い山々が疲れを忘れさせてくれます。急登も少なく山頂の眺望もよく人気の山なのが納得です。くれぐれも登山口手前は慎重に下ってください。

雲取山の登山映像