北海道 ~紅葉の大雪高原温泉 沼めぐり その1~
2022年9月17日
目 次
大雪高原とは
標高1,260m。
北海道の大雪山国立公園(上川町)内に大雪高原はあります。
高山帯の落葉広葉樹と針葉樹のエゾマツ・トドマツが入り混じった混交林で、秋には赤や黄色の美しい紅葉が見られます。
この大雪高原に点在する大小10個の沼をめぐる「大雪高原沼めぐり」コースは、北海道屈指の紅葉の名所です。
行き方
【 自家用車 】
国道39号線から国道273号線「糠平・帯広方面」へ。
右側にある「高原温泉入口」の看板を入り、舗装されていない道を道なりに10km程行ったところに「高原温泉ヒグマ情報センター」があります。
舗装されていない林道が続きます。
【 バス&タクシー 】
*旭川駅〜層雲峡温泉(道北バス)・・・1時間50分
*上川駅〜層雲峡温泉(道北バス)・・・45分
※公共交通機関はありません。層雲峡温泉からはタクシーで。
ただし、紅葉期間中(9月23日から10月2日)はマイカー規制が実施されシャトルバスが運行になります。(シャトルバス時刻表はこちら)
*層雲峡温泉〜高原温泉(タクシー)・・50分
駐車場
無料駐車場あり。(大雪高原山荘前は宿泊者専用です)
枠がないので、隣の車との間隔をいい加減に止めると、後から来た車にびっちり横付けされてドアが開けられない・・・なんてことになっている方を目撃しましたのでご注意を。
トイレ
駐車場わきにあります。汲み取り式で和式のみ。
トイレットペーパーがないので要持参です。
大雪高原温泉沼めぐり
入口は高原温泉ヒグマ情報センターのみ
沼めぐりをするにはまず、高原温泉ヒグマ情報センター内にて、ヒグマの観察状況や、利用のルールに関するレクチャーを受けます。
コース周辺はヒグマの生息域であるため、まずは出会わないために、出会ってしまった時の対処等を教えてくれます。
①入林者名簿に氏名、住所、人数、出発時間記入する
②利用のルールに関するレクチャーを聞く
③募金の呼びかけにこたえる(木道の整備等に使われます。)
*荷運びのボランティア募っていました。
コース開放時間
時計をしっかりと見ながらコースをまわらないといけません。
【入山時間】7:00~13:00
【下山時間】15:00までにヒグマ情報センターへ下山
【各地点の最終下山時間】
・高原沼 13:00
・大学沼 13:30
・緑沼 14:00
コース往復時間の目安
緑沼までの往復:約2時間
高原沼までの往復:約4時間
コース一周:約7km5時間
*コースはヤンベ分岐点から時計まわりのみですので注意が必要です。沼の往復は帰りが反対周りでもOK。
ヒグマの生息域でのルール
*鈴を鳴らす。(レクチャーのとき、音楽を鳴らしながら歩いてもいいかという質問がありましたが、好き嫌いがあるのでやめましょうとごもっともな返答でした。)
*ごみは持ち帰る。
*食事場所を守る
*ドローン禁止
*慌てずゆっくり立ち去る
食事できる場所は3か所だけ
・緑沼
・大学沼
・高原沼
コンロなどの火気の使用による湯沸かしや調理はヒグマを誘引することがあるため、コース内すべての箇所で禁止です。
*実際にコースをまわったブログはその2でごらんください