北海道 ~紅葉の銀泉台・大雪山赤岳~
2022年9月16日
銀泉台から赤岳まで往復登山してきました。
「赤岳」と検索するとまず長野県八ヶ岳連峰の最高峰「赤岳」が出てきてしまいますが、行ったのは北海道の赤岳です。
目 次
銀泉台
日本一早い紅葉
標高1490m。北海道上川町にある銀泉台では毎年9月中旬頃、紅葉のピークを日本一早く見ることができることで人気です。
銀泉台は、大雪山系の一部で、大雪山赤岳の登山口があり、多くの登山客が訪れます。
行き方
層雲峡より大雪湖、大雪山観光道路を車で50分ほどです。
道はかなり荒れた道路で、すれ違うのもギリギリなくらい狭いです。かなりスピードを落とさないと走れません。
車が通るたび砂けむりが凄い・・・
令和4年度の車両交通規制は、9月17日(土)~10月2日(日)までです。
2022年度紅葉時期の詳しい車両規制についてはこちら。
バスは夏季のみの運行。紅葉シーズンはマイカー規制があり、シャトルバスが運行しています。
駐車場
駐車台数30台ほど。無料。(前述の通り紅葉シーズンはマイカー規制あり。)
赤岳登山口へ向かうにはこちらの無料駐車場で車を停めて出発します。
駐車スペースの線がかなり狭く、みなさんその通りには停めていませんので、実際の駐車可能台数はもうすこし少ないと考えたほうがいいです。
駐車スペースはというと、朝6時半の様子がこちら。かなりいっぱいです。
明後日土曜日(2022年9月17日)からマイカー規制ということで慌てて15日の木曜夜6時半に到着。
あたりは真っ暗で、自前のライトがないとほぼ何も見えませんでした。
駐車場写真の谷側は停めるときに後方確認はしっかりしないと危ないです。
初めての場所だったため駐車スペースわからず、縦走コース登山で置いたままの乗用車のとなりになんとなく駐車。
翌朝5時頃には登山を開始する方もちらほら。
森林パトロール銀泉台事務所で入山届を提出。
名前や時間、その日の行程など書いて出発します。
トイレは駐車場わきにあります。
この後は携帯トイレ用しかありませんので、必ず済ませておいたほうがいいです。
赤岳登山口
駐車場から砂利道のゆるい上り坂を10分ほど歩くと、赤岳登山口に到着します。
見晴台
赤岳登山口から15分ほどで「見晴台」です。(駐車場からは合計30分くらい歩くと考えたほうがいいです。)
「見晴台」からは、ゆるやかな斜面に連なる色とりどりの美しい紅葉を眺めることができます。
赤岳まで行かずとも、「見晴台」まではかなり傾斜の強い山道もありますので、スニーカーまたは登山靴が望ましいと思います。
見晴台から引き返す方も多いようです。
赤岳山頂へ
美しい景色がずっと続くため、のぼりのしんどさもあまり感じません。
第一花園
見晴台から15分ほど進むと「第一花園」に到着。
見晴台に負けず劣らず美しい紅葉が見られます。
多くの人がここで写真撮影していたり、休憩しています。
写真に夢中で看板を写すのを忘れてしまいました・・・( ;∀;)
さらに進んでいくと荒々しい道に変わっていきます。
第二花園
駐車場から1時間ほどで「第二花園」に到着。
先ほどまでとは打って変わって大きな石がごろごろとした中に紅葉が広がります。
奥の平
コマクサ平
携帯トイレ用小屋
コマクサ平の先に携帯トイレを使用する場所があります。ありがたいです。
山頂まで1.8キロ
標高が高くなるにつれ一段と紅葉が美しいです。
赤岳山頂
駐車場から2時間半で山頂に到着しました。
見晴らしが最高です。
少し小雨が降っていましたが風もなくゆっくり休憩できました。
白雲岳へ向かう方も多かったですが、小雨が降っていたのでここから下山です。
下山中も紅葉が美しく疲れを感じません。
最終トータル時間は5時間半(休憩1時間25分含む)
総じて赤岳往復コースは難所などはなく、難易度の低い登りやすいコースだと思いました。
歩きながらの景色は美しく見ていて飽きません。
ただし山頂までの体力は必要だと思います。
気温10℃。摂取水分量は1リットル。
風がなかったので薄手の長袖一枚で十分でしたが、山頂では薄いパーカーを着ました。
紅葉を楽しむ登山としてもおすすめの山です。