北海道㉕~紋別~
2022年8月6日の行程
「虹の橋」旧渚滑(しょこつ)鉄道橋
国鉄渚滑線は1923年に始まり1985年に終わるという短いものでしたが、この鉄道橋は1990年「ふるさと創生事業」により「虹の橋」として生まれ変わりました。
全国的にも珍しい2階建ての橋です。
1階の床下から滝のように放水し、そこにライトまたは太陽光線を当てることで人工的に虹を作り出すようになっています。
5月上旬から6月上旬にかけて、2階からは芝ざくら滝上公園と滝上渓谷錦仙峡が眺められる絶好の観光ポイントだそうです。
たまたま通りかかっただけので放水と虹は見られませんでした。残念。
住 所 北海道紋別郡滝上町栄町
放水時間 9時00分~17時00分(一時間おきに、約10分間)
滝上神社
「虹の橋」の道を渡った向かい側の山の上に神社はあります。
階段で上がらなくても上まで車で行けます。駐車場は小さいです。
芝桜の季節にはとても眺めがよさそうです。
縁結びのヒバの木があり途中から二股に割れた後また一本にくっついていることから。
よーく見ないと気づきません。
三景天満宮 (日本三天神防府天満宮分祀)
赤い紙の御朱印がいただけるそうですよ。
住所 紋別郡滝上町字サクルー原野33番地
洛陽の滝
渚滑川の渓谷は「錦仙峡」と呼ばれ、洛陽の滝、白亜の滝など大小さまざまな滝があります。
また、この渓谷の両岸には2キロメートルの遊歩道があり散策することができます。
階段を降りると滝がすぐ見えます。そこからはマイナスイオンを全身に浴び気温がいっきに下がります。
所在地 北海道紋別郡滝上町旭町
紋別市立博物館
漁業開拓を紹介する「ハマ」、生活や農業、林業の用具を紹介する「オカ」、砂金・鉱石・金などの地下資源を紹介する「ヤマ」3つのテーマをもとに見ごたえのある展示をしています。
2メートルを超えるトドのはく製。なぜかポストと並ぶマンボウ。古い潜水スーツ。
昔の生活様式が分かる展示用品。
まだまだたくさん飾られていてこれを無料で見られるなんてすごいですね。
炭鉱が栄えた時代
紋別市立博物館開館20周年事業として【紋別駅の開業100年を記念】し、駅構内ジオラマや鉄道員の制服等が展示されています。鉄道模型もあり見ごたえ十分です。
所在地 北海道紋別市幸町3丁目1番4号
入館料 無 料
ガリンコ号&カニの爪(オブジェ)
初代ガリンコ号と巨大なカニの爪のオブジェが紋別海洋公園ガリヤゾーン内に陸揚げ展示されています。
初代ガリンコ号は、元は三井造船が氷海域での資源開発のために建造した実験船「おほーつく」で実験が終了したため、観光船へと再利用されたものです。
日本で唯一流氷がくるオホーツク海の世界初の流氷砕氷観光船でした。
カニの爪は、昭和58年(1983年)に行われた「流氷アートフェスティバル」というプロジェクトで彫刻家の長崎歳氏によって制作されました。
高さ12m 幅6m 重さ7トン。こんな大きなものが、以前は流氷の上に設置されていたなんて驚きです。
所在地 北海道紋別市元紋別11−6