北海道⑫~利尻~

2022年7月24日の行程

稚内フェリーターミナル

朝7時15分発の『ボレアース宗谷』で利尻島へ向け出発です。

ギリシャ神話で「北風の神」を意味し、お客様にくつろぎと安心感を与える心地よい「最北の風」を受けて健やかな航海をお約束できる希望の船出を念願して『ボレアース宗谷』と命名した。

HPに説明があります。かっこいいですね。

写真はHPより

運転手とは別々に乗船します。
ターミナルの中はとてもきれいです。

乗船開始アナウンスとともに入口に並びます。コロナの影響でしょうかとても空いていました

船内もきれいで椅子や座敷スペース、優先席スペースなど席の種類が豊富で快適でした。
1時間40分の船旅はあっという間に終了です。

下船は運転手と一緒に車で。

利尻島

青空の中、利尻島に到着!!
「ようこそ利尻島へ」の文字がうれしいです。


海の駅おしどまり』はフェリーターミナルです。

すぐに今日から2泊するキャンプ場へ移動します。

北麓野営場

北麓野営場最北の百名山である利尻山鴛泊コース登山口にあります。
あすの早朝午前5時から夫が利尻山を登るためにこの場所を選びました。

オートキャンプサイト(電源付き)3サイトのほかにテントサイトバンガローなどがあります。

ここでキャンプをする方のほとんどは登山者です。日本森林浴の森百選にも選ばれています。

利尻山鴛泊登山コース3合目にある湧き水「甘露泉水」は「日本名水百選」にも選ばれています。徒歩10分ほどで行くことができますので湧き水目的の方もいらっしゃるようです。

まろやかな甘みを感じる利尻山の伏流水だそうですよ。

キャンプ場にある炊事場の水が真夏でもチョー―――冷たくて手がしびれるくらい痛いんです!!!
油を使ったフライパンなどは冷たさで固まってなかなか汚れが落ちません。
甘露泉水からひかれているそうです。

トイレは清潔です。管理棟ウラにあります。

ゴミは無料で捨てられ、とてもありがたいです。
登山中使用したような携帯トイレは別の回収ボックスですので気をつけて。

管理事務所のスタッフは親切で気さくな方です。

明日の登山に向けて入山許可証に記入し、下山したら必ず下山届を提出するよう念をおされます。ハードな山なので管理が徹底されています。

利尻島郷土資料館

利尻島郷土資料館はかつての鬼脇村役場を利用した資料館です。大正2年に建てられた洋風歴史的建造物で、昭和48年に開館しました。

到着した時ちょうどお昼12時で駐車場側に設置されているスピーカーから大音量でサイレンが鳴りなんの騒ぎかとびっくりしました。
毎日12時に鳴りますのでびっくりされないようお気をつけて

館内には利尻の自然についてや島の生活、ニシン漁場で使用された道具の展示されています。(写真撮影可能です。)

利尻島にはヒグマがいないということでリラックスしまくっていましたが、2018年にヒグマが見つかったというニュースで緊張感がいきなりアップしました。
また泳いで本島へ帰ったそうですけどね。でも往来できるってことですよね・・・

所在地  北海道利尻郡利尻富士町鬼脇257
入場料  ひとり200円
定休日  火曜日

白い恋人の丘

白い恋人の丘は「沼浦キャンプ場」入口から海側へ入り、道を進んだ終点にある駐車場が「沼浦展望台」。そこにポツンと小さな看板があります。

晴れていれば看板の後ろに利尻山が見られます。海側には北海道本土が見えます。

なぜこの看板があるかというと白い恋人」のパッケージに使われた山は利尻山で、その写真は沼浦展望台から見たものだそうです。

きわめつきはここでプロポーズをして、そのときの写真を撮影して利尻富士町観光協会へ持っていくと、石屋製菓公認の「プロポーズ証明書」がもらえるそうですよ。

プロポーズの写真ってどんなものなんですかね? 気になります。

オタトマリ沼

オタトマリ沼は島の南東にある周囲約1kmほどの利尻島最大の湖沼です。

沼の周囲には遊歩道があり、湖面に映る利尻山を眺めながら散策できます。また天気が良ければ湖面に映る逆さ利尻山も見られるそうです。

オタトマリ沼は利尻島最大の湿原「沼浦湿原」(利尻富士町指定天然記念物)の中にあり、「三日月沼」もあります。

この日は曇天・・・なんもみえません

南浜湿原

南浜湿原は「メヌウショロ沼」を含む約1kmの遊歩道があり、植物が群生する場所まで行くことができます。

島最大の高層湿原(低層湿原に生えているヨシやスゲといった植物が枯れ堆積が進んだ結果、周囲よりも盛り上がった湿原)で、たくさんお花が咲くようです。

入口にトイレがあります。

うしろに利尻山が見えるはずなんですけどねー

北のいつくしま弁天宮・龍神の岩

海岸沿いにポツンと祠があります。利尻島の西海岸、仙法志エリアにある観光スポット

この弁天宮は、その昔、嵐で岩に打ち砕かれそうになった船を弁天様が救い、そのご加護に感謝した海の男たちが弁天宮を建てたといわれています。

弁天宮は「龍神の岩」の上に建てられています。

 所在地   北海道利尻郡利尻町仙法志久連

沓形岬公園

沓形港の高台に利尻山から礼文島までを見渡せる公園があります。キャンプ場、ミニビジターセンターなどもあります。

季節によってクロユリ、エゾカンゾウ、チシマフウロ、ハマナスなどの海岸植物の花々を見ることができます。